JICAの新投融資制度

国際協力機構(JICA)で、日本企業向けの投融資制度の復活が準備されています。JICAの人と会う機会があったので少し話を聞いてみました。

まず、以前行われていたのと同様、日本企業が開発目的に合ったビジネスを途上国で展開するための融資という点では同じ。でも、今回はJICA単独での融資は認められず、他の金融機関などとの協調融資のみだとか。

これは多分、他の金融機関もフィージビリティをチェックすることを期待しての仕組みかもしれませんし、JICAが単独で出さないことで民間の融資を補完するのがあくまで役割、というのをアピールするためかもしれません。

投融資の使い方の案として、途上国で社会起業やBOPを目指す人へのファンドの創設、というのがありました。これには異議を唱えておきました。(企業関係のブログはこちら。社会起業というカテゴリーも作らないとな。)

なぜかというと、「国際協力関係者はビジネスに疎いから、社会起業講座とかを開いて…」というのとセットで考えられる可能性があるからです。

こうなると、自分のところの講座を受講した人への審査はどうなる?逆に講座を受講する人の融資への期待はどうなる?ということで、モラルハザードの香りがそこはかとなく漂ってくる気がしたからです。制度を作るためにそれを維持する仕組みを…という発想とは、そろそろ決別したら?

 

林業関係のファンドに投資

僕は元々大学では林業を勉強しました。今でも日本の山間地域の地域おこしにも興味を持っています。その時に見つけたのがミュージックセキュリティーズが募集した西粟倉村共有の森ファンドワリバシファンド

今後もこのようなファンドがあれば、少しずつ投資して行こうと思っています。ファンドには無論リスクもありますが、今度の大震災の影響で暴落した株式投資程の博打性はないし、第一、何かを育てるという夢は、地域おこしのファンドの方が大きいですね。

JICAが財投機関債を発行?

日経に載った報道によると、国際協力機構が個人向けの財投機関債を2011年度第2四半期(7~9月)に発行する予定で準備を勧めている様子。組織としての資金調達のやり方としては評価するけど、でも、一体調達した資金を何に使うんだろう?JBICと一緒になってJICAには融資部門があるから、そちらで使うのか、あるいは、一時停止されていたもっと小規模な融資の方に使うのか。

JICAのホームページを見ても情報が見つけられなかったので、詳細はまだ不明。

「立山アルプス小水力発電事業」

おひさまファンドでは現在「立山アルプス小水力発電事業」への出資者を募集中。自然エネルギーを使った発電事業の推進に興味のある方はどうぞ。

小規模水力発電は、火力発電の二酸化炭素、原子力発電のリスクを少しでも将来軽減して行くためには重要な方向性だと思います。

この小水力発電事業では、富山県小早月川に計画されており、大型のダムをつくることなく既存の砂防ダムなどから取水し、下流の発電所へ流してそこから川へ戻す、環境負荷の少ない方式だそうです。

出資は1口50万円のA号、1口300万円のB号があり、目標年間利回りはA号が3%、B号が7%だそうです。

被災地応援ファンドをミュージックセキュリティーズが開始

ミュージックセキュリティーズが3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地にお住まいの方たちの事業の復興に役立てて頂くための「セキュリテ被災地応援ファンド」 の募集を開始しました。このファンドは全額寄付となるそうです。

復興支援のための投資ファンドは後日企画されるようです。じっくり取り組んでいただきたいと思います。