森と人を守るシアバター石鹸ファンド

クラウドファンディングのプラットフォームであるミュージックセキュリティーズの「森と人を守るシアバター石鹸ファンド」。すでに募集は終了していますが、出資者に特典として、ブルキナファソ製のシアバター石鹸などが送られてきました。

アフリカ経験の長い私ですから、「シアバター石鹸は使いたいけど、どうせ現地の(申し訳ないけど)ちょっとしょぼい布とかにくるんで送ってくるかと思ったら…

ブルキナファソのシアバター石鹸

きちんとした箱に個包装で、取り付けられている現地の装飾品の金具も一個一個全部違うものが使われているではありませんか。日本人がかかわっても、ここまできちんとやるケースはあまりありません。

これなら、ギフトとかにも十分使えますね。

風で織るタオルファンド

風で織るタオル

風で織るタオル」の出資者特典のタオルが送られてきました。柔らかな肌触り。2012年はタンザニアのオーガニックコットンを使い、国際協力にも一役。まだ出資金は一銭も返って来ませんが、特典のいただけるファンドは何だか嬉しいですねえ。

カンボジアへ円建て投資・農業支援ローンへの投資

先日ミュージックセキュリティーズがベトナム向けのマイクロクレジット・ファンドの募集を開始しました。この手のファンドはミュージックセキュリティーズの独壇場かと思っていたら、マネオで見つけたのがカンボジアへ円建て投資・農業支援ローン

カンボジアへ円建て投資・農業支援ローンは農家に貸し付けるトラクターなどの農業機械の導入にあてるものだとのこと。

農業生産性を上げるために農業の機械化を、ということらしいですが、農業を機械化して生産性が上がったからと言って、農業労働者として働いている人の職を奪うようであればあまり国際協力とは言えません。その辺りは情報が不足していますね。さて、どうしようか。

JICAの新投融資制度

国際協力機構(JICA)で、日本企業向けの投融資制度の復活が準備されています。JICAの人と会う機会があったので少し話を聞いてみました。

まず、以前行われていたのと同様、日本企業が開発目的に合ったビジネスを途上国で展開するための融資という点では同じ。でも、今回はJICA単独での融資は認められず、他の金融機関などとの協調融資のみだとか。

これは多分、他の金融機関もフィージビリティをチェックすることを期待しての仕組みかもしれませんし、JICAが単独で出さないことで民間の融資を補完するのがあくまで役割、というのをアピールするためかもしれません。

投融資の使い方の案として、途上国で社会起業やBOPを目指す人へのファンドの創設、というのがありました。これには異議を唱えておきました。(企業関係のブログはこちら。社会起業というカテゴリーも作らないとな。)

なぜかというと、「国際協力関係者はビジネスに疎いから、社会起業講座とかを開いて…」というのとセットで考えられる可能性があるからです。

こうなると、自分のところの講座を受講した人への審査はどうなる?逆に講座を受講する人の融資への期待はどうなる?ということで、モラルハザードの香りがそこはかとなく漂ってくる気がしたからです。制度を作るためにそれを維持する仕組みを…という発想とは、そろそろ決別したら?

 

JICAが財投機関債を発行?

日経に載った報道によると、国際協力機構が個人向けの財投機関債を2011年度第2四半期(7~9月)に発行する予定で準備を勧めている様子。組織としての資金調達のやり方としては評価するけど、でも、一体調達した資金を何に使うんだろう?JBICと一緒になってJICAには融資部門があるから、そちらで使うのか、あるいは、一時停止されていたもっと小規模な融資の方に使うのか。

JICAのホームページを見ても情報が見つけられなかったので、詳細はまだ不明。