ファンドの利益の確定申告

ミュージックセキュリティーズなどのクラウドファンディングの場合、そのほとんどが「匿名組合契約」となっています。つまり出資者は匿名組合の組合い員で、法によって匿名組合の場合、分配された利益から源泉徴収が行われます。2015年1月現在で、20.42%(復興特別所得税を含む)となっています。

分配利益は、最終的な分配が行われた時点で、分配総額から出資金や事業者の手数料を差し引いた残りの金額で、もちろんこれがプラスになった場合にのみ源泉徴収が行われます。ミュージックセキュリティーズの場合、こちらに説明があります。

確定申告を行う場合には、雑所得として総合課税の対象になります。他の雑所得と損益通算ができますから、人によっては確定申告すれば税金の還付を受けられる可能性があります。たとえば所得税率が10%の人であれば、ファンドで20%以上が源泉徴収されていますから、差額が還付される可能性が高いです。

なお確定申告をする義務がある人には、匿名組合の分配利益や損失を申告をしないという選択肢はありません。

なお、匿名組合の分配利益から源泉徴収が行われた場合、本来源泉徴収票が送られてくるはずですが、事業者によっては送ってこないのが実態のようです。そのような場合には、年間の取引を記録しておいて税務書類として用いる必要があります。